レーザー加工を行うと加工素材を熱することによって発生するヤニが加工後の素材に付着することがあります。特に木材を高出力で加工した際、顕著に現れます。ヤニの付着は場合によっては味わいがあって良いとされることもありますが、逆にこの現象を防ぎたいというケースもあるかと思います。このような場合にマスキングテープを貼り付けて加工を行うことで防ぐことができます。下記の画像は同じ加工データを同じパラメーターで加工したものです。二つ加工した内、左側の加工にはマスキングテープを貼り、右側の加工は何も貼らずに行いました。
マスキングテープをはがすと下記の画像のように違いがでます。
加工素材や状況によってマスキングテープが貼れない場合もありますが、ヤニを抑えるという点では一定の効果が得られます。またマスキングテープはヤニ対策以外にも加工素材が軽くて飛んでしまう場合や素材にしなりや歪みがある場合に加工ベッドに素材を貼り付けたりする際にも便利です。お試しください。